EBS : Volumeの性能
Amazon’s Elastic Block Store explained | RightScale Blog
性能は、プレリリースのEBSボリュームに基づいているので、本システムのvariationsが期待される。また、プレリリーステストはおそらく少ないユーザで小さなインフラで実行されているだろう。しかし、プレリリーステストのユーザの多くがストレステストを走らせていたので、これらすべてが本番でも有効というのは難しい。
EBSボリュームはネットワーク接続のディスクストレージであるので、インスンタンスの全ネットワーク帯域の一部を使う。速度は明らかに1GBpsという、ピーク時の連続転送レートは120MB/secである。これより速い数字は計算ミスとなる。 m1.smallインスンタンス上のsysbenchで70MB/sec以上を確認した!ベンチマーク実行時、同一ホスト上で他のsmallインスタンスからネットワークのcontentionが無いだろう。ランダムアクセス で、1000I/O ops/sec超を確認したが、これらの負荷の種別をベンチマークするのは困難である。 x-largeインスタンスの4ローカルドライブをまたいだストライプなファイルシステムで確認した性能をボトムラインとしている。
EBSでは、単一のインスタンス上で複数のEBSボリュームをマウントしてそれらをまたいだファイルシステムでストライピングすることで 、I/Oトランザクションレートを増やすことができる。シーケンシャルなストリーミング処理によって、1つのボリュームですでにネットワーク帯域の利用上限に達していた場合は意味のないことだが、ランダム負荷の性能を増やすことはできる。
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よくEBSをRAID10で組む人が言うのが「いつもRAIDはこうしていた」というものであるが、それについては、「EBS自体が冗長に構成されているので、EBSでRAID0を組むことは、RAID10(ミラーのストライプ)と同等である。」といえばよい。