aws memo

AWS関連の備忘録 (※本ブログの内容は個人的見解であり、所属組織及び企業の意見を代弁するものではありません。1年以上古いエントリは疑ってかかってください)

訳:2012年 ビッグデータのトレンドは?

ふーむ。。。

既存のRDBMSベンダーが乗り出すのは間違いないし、SaaSも立ち上がりつつある。あとはユーザ企業が、自力でオンプレミスに構築するのではなく、それらを使うようにMind Shiftできるか、が肝だな。。

Big Data Trends in 2012 - Java Code Geeks

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ビッグデータは、みんなを魅了している。消費者も企業もビッグデータが適用されるのを見守っている。解析屋は、次の大きなネタとしてビッグデータについて語り、宣伝している。

ビッグデータの市場が2012年と今後数年でどのくらい広げるかを述べる。


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http://www.javacodegeeks.com/2012/03/big-data-trends-in-2012.html#ixzz1qNFYNm2r

  • データ分析サービス データ分析サービス(Data Analytics as a Service)を始めようとしているSaaSベンダーを見始めている(例えば、 1010data等)。これらのベンダーは、非構造化データを吸い上げて、標準化したレポートを提供することができる。これは、OmnitureのようなWeb解析ととても似ているが、より多くのデータを対象とする。70から80%のデータ解析方法のパターンが、業界を問わず共通である。このベンダーらは、吊るしのパターンでレポートを提供することができ、残りの20%のについては、データ解析のパターンを作ってユーザにそのWeb UIを提供するだろう。
  • データ可視化サービス 解析は、データの一部でしかなく、他の大きな点としては、infographicsのようにデータを可視化して、計測とデータの点をつかめるようにすることである。ビジネスは、すべての分析に意味をもたせることが必要で、サードパーティベンダーは、SaaSを通して、そのニーズに答えることになるだろう。
  • クラウドソーシングモデル 企業は、データを分析してパターンを見出すためにクラウドソーシングモデルを採用し始めるだろう。Goldcorpは、早い時期から地理データの解析にクラウドソーシングを使っている。このモデルは、炭鉱、掘削、石油やガスの地域における地理データを扱う際に活きてくるだろう。
  • RDBMSベンダーの復興 ビッグデータは、非構造化データの分析と処理を行う。NoSQLベンダーと製品は、データストレージの聖杯であり高速に処理と懐石を行うと謳っている。Oracle,IBM,Microsoftのような大きなベンダーも、自動データシャーディングを採用して大規模データをストアし、SQL MapReduce層で処理を行うRDMSのバージョンをリリースするだろう。このベンダーらは、NoSQL由来の(CoherenceやeXtreme Scaleのような)インメモリストレージの技術を組み合わせて、1秒以内のRead/Writeのレスポンスタイムを実現するだろう。この市場は、既存ベンダーにとってもとても大きいので、優位性を歌うことはできないだろう。
  • NoSQL市場が飛躍する 現在のNoSQLソリューションの収益は特定のユースケースを満たすには十分である。基本となる機能は、パートナーであるクライアントやプロジェクトのような共同スポンサーによって決められている(CassandraはFacebook, Hadoopはyahoo, membaseはZynga)。NoSQLソリューションは、特定のユースケースではとてもフィットする。より広いユースケースにフィットさせることは、多くの努力が必要になることを意味する。その過程では、いくつかのプロダクトはマージするだろうし、いくつかはコミュニティの支援を失うだろうし、いくつかはベンダー企業に買収されるだろう。
  • データ分析ライブラリ 開発者がデータ分析するのを支援するために、一般的なパターンと設計がライブラリとして提供されるだろう。一般的なパターンのデータ分析がより簡単になり、参入障壁が小さくなることを意味する。MS Cloud Numericsといったこのようなライブラリの急増により、現時点で見積もられているデータサイエンティストへの要求は減るだろう。

 

 

 

 

 

ビッグデータは、消費モデルに追随し、そのコアとなる基盤は、サービスやアプライアンスになるだろう。データ分析とデータ可視化は、サービスの標準的なセットとして提供されるだろう。